セミナー ソフトテニスのメディカルサポート --第4回研究会大会特設サイト--
ソフトテニス代表選手のエネルギー・栄養素および食品群別摂取量の国民健康栄養調査結果との比較
目加田優子(文教大学) 今井愛(㈱リカバリータイムズ) 小久保友貴(愛知淑徳大学)
【目的】
代表選手の食事調査結果を、一般同世代の令和元年国民健康・栄養調査結果(以下、R1値)と比較し、特徴を把握する。
【方法】
対象は、2019年~2021年に食物摂取頻度調査(FFQg)を行った代表選手112名とした。調査時の年齢で15-19歳群と20-29歳群かつ男女別に分け、平均値、標準偏差、中央値を算出し、R1値と比較した。
【結果】
4群の各平均体重は、20-29歳男子群以外はR1値を上回った。20-29歳女子群はビタミンA・ビタミンK・ビタミンCの平均摂取量がR1値より低かった。全グループにおいて、穀類はR1値より多く、イモ類・海草類は少なかった。また、野菜平均摂取量は20-29歳群で男女ともR1値より少なかった。
【結論】
代表選手のうち、20-29歳群はいも類・野菜・海藻など、微量栄養素を多く含む食品で一般同世代摂取量に達していなかった。
セミナー
ソフトテニスのメディカルサポート
守重昌彦 山田隆 目加田優子