--第4回研究会大会特設サイト--

ソフトテニスの練習におけるトレーニング・コンディショニングの実施状況調査

川上晃司(天理大学体育学部)

【背景】

2000年よりソフトテニスナショナルチームに関わったが、当時のナショナルチームでさえ、技術練習以外にコンディショニングといった考え方が見いだせなかった。現在ではコンディショニング(トレーニング・ウォーミングアップ・クーリングダウン・ケアなど)といった教育が実業団チーム、大学、高校、中学校といった各世代にも徐々に普及されている。

【目的】

本研究では、小中学校および高校の選手においてコンディショニングがどの程度普及され実践されているのかを調査し、今後のソフトテニス界全体へのコンディショニングの普及に役立つ知見を見出すことを目的とした。

【方法】

小学校、中学校、高校の全国大会の参加校に対し、大会期間中に調査内容の趣旨説明とともにQRコードを配布し、Googleフォームにおけるアンケート調査を行った。小、中学校の指導者から443件、高校の指導者から230件の回答が得られた。

【結果】

ウォーミングアップは、小・中学校93.2%、高校88.9%、トレーニングは、小・中学校66.1%、高校65.5%という実施状況であった。クーリングダウンは、小・中学校22.7%、高校43.6%であった。

【結論】

普及実施は進んでいた。クールダウンやケアに対する意識は改善が必要である。 。

セミナー

ソフトテニスのメディカルサポート

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