--第4回研究会大会特設サイト--
ソフトテニスの海外の受容に関する研究 -カンボジアでの受容に着目して
浅野 進之介(日本体育大学大学院)
【目的】
ソフトテニスは、日本発祥のスポーツとして、アジアを中心に海外に広がっている。本研究では、海外への受容の過程を調査し、日本発のスポーツ文化が海外にどのようにして受け入れられていたかを明らかにする。今回は、日本におけるソフトテニス誕生から競技化の変遷を踏まえ、カンボジアのソフトテニスの受容について報告する。
【方法】
本研究は、カンボジア内のソフトテニス代表チームの活動の変化の経緯や内容について調査し、どのような経緯を通してソフトテニスが発展していったかを考察する。
【結果】
成果物が完成し、一つのチーム改革が成功した。また、そのプロセスで予想外の学びが起こり副産物を得た。
【結論】
カンボジアで存在したソフトテニスに日本人の指導者が加わることにより、競技力の向上及びソフトテニスの専門知識が取り入れられていった。また、それらの受容において、後にカンボジア代表チーム監督となった人物が大きな影響を与えたことが示唆された。
カンボジアではソフトテニスを指導する人物によってその地の環境や人々に大きな影響が与えられた。今後、さらにソフトテニスに関わる組織やそれらの構造の変遷を調査し、海外での受容の詳細について明らかにしたい。
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