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ソフトテニスの種目別・ポジション別のプレー時間と心拍数の相違

〇高橋和孝(日本体育大学) 篠原秀典(日本体育大学) 中澤翔(日本体育大学)

【背景】

ソフトテニスの試合における心拍数の測定は様々な対象者のデータを元に報告されている。しかし、シングルス・ダブルス間や、ダブルスにおける雁行陣とダブルフォワードを比較した研究は少ない。

【目的

】種目別・ポジション別におけるプレー時間と心拍数の関係性について明らかにすることとした。

【方法】

関東学生1部リーグに所属する男子ソフトテニス選手4名を対象とした。対象者はそれぞれ、シングルスプレーヤー、ダブルスの前衛プレーヤーおよび後衛プレーヤー、ダブルフォワードプレーヤーであった。対象者が出場した全対戦を分析対象とした。ビデオカメラから得られた映像をタギングし、試合時間、1ポイントあたりのプレー時間、実プレー時間、ポイント間のインターバル時間を算出した。また、対象者の対戦における心拍数について胸部装着型心拍モニターを用いてサンプリング周波数10 Hzで計測した。

【結果】

実プレー時間はダブルフォワードが他に比べて有意に短かった。最大心拍数および平均心拍数ではいずれの間にも有意差が認められなかった。

【結論】

プレー時間の長短によらず、戦術やプレー内容が心拍数へ影響している可能性が示唆された

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