ソフトテニスにおけるスコアデータベースの研究と電子スコアシステムへの期待度の調査―

一般演題(ポスター発表) P-06

栗原直志(慶應義塾大学学部) 武本昇也(慶應義塾大学学部) 伊藤幹(慶應義塾大学学部)

背景

現在、多くのスポーツにおいて戦略や戦術の研究、コンディション管理等を目的にデータ分析が利用されている。ソフトテニスにおいてもスコア分析や動作解析等、多分野で利用されているが、硬式テニスのフォークアイシステムのように一般的に知られているシステムがない。

目的

本研究では従来の紙媒体でのスコアデータから電子スコアに移行するにあたって、多くの人に使ってもらえるようなスコア解析システムの開発を行うと共にその有効性についての調査を行い、電子スコアの可能性について言及してみた。

方法

システムはリレーショナルデータベースを用いて特定のデータを検出し、グラフ等でビジュアライズするという仕組みとした。

結果

結果として、そのシステムについての簡易的なアンケートから、使い易さを評価する事ができ、長くソフトテニスに携わっている有識者による評価からその有効性を示す事ができた。

結論

結論として電子スコアを活用する事で、従来よりも試合のスコアから得られる情報が詳細になり、また蓄積することも可能になるため、今後は多くの人に使ってもらえるようなシステムに改良し、普及する必要があることが分かった。

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